トランスジェンダーですが毎日が楽しい(^^)

トランスジェンダーですがあんまり生きるのに困ってない人のブログ

自分の姿について

頭が男でも男の格好していない、で、そもそも女性ではない・・・ってやっぱり想像しにくいっすね。自分の姿を文章で説明するより、写真でこれというのを出した方が話が早い気がしてきた。

先日、LGBTERさんのインタビューを受けてお写真とって頂きました!(嬉)

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頭が男性で身体が女性だとどうなるのか・・・・。

はい・・・限りなく女性の見た目に近いです。

いくら頭が男性でも身体が女性で睾丸もないため、ホルモン投与なしではまず男性の姿になることはありません。声変わりもしないので、女性の声の方に近いです。

ただ、脳みそからも性ホルモンは出てるので、完全に女性の人より、身体の骨格などはいくぶん男性寄りになります。特にこれと言ってなにもしてませんが細マッチョなのです。

また昔から、自分の写真を見てもこれが自分という認識がしづらかったような気がします。子供の時の方がちゃんと出来ていた気がしますが、思春期を越えて、いよいよ本格的に頭と身体の性別が一致しなくなってきてからは本当にやりづらかったですね・・・・。

自分が自分だとうまく認識出来ないような感覚、べつに普通の人でもそういうことあるよね・・?

多様な性って捉えられ方、あんまり好きじゃないんだよな

ちょっと感じたことがあるのでメモ。

LGBTとかトランスジェンダーとか聞くと、「これからは多様な性を受け入れていく時代」というテンプレ的な答えが返す人がたくさん想像できるが、私自身はまったくそういう考えがないんだな。

そもそも「トランスジェンダーは多様な性ではない」というのが私の中の基本的な考え方です。

「多様な性の人」じゃなくて、「いろんな人」がいるってだけで、「性」っていうキーワードを強調しすぎ何じゃないかなと思う。同様に「LGBT」というキーワードも。

「多様な人々」って言われるならまだ分かるのだが、「性」や「セクシャリティ」ってキーワードの方が、人を押しのけ全面的に押し出されていて違和感を感じる。

あとは、自分からこれらのキーワードを使いたがる人も多いし、一部のマイノリティの人で、セクシャリティ用語にこだわる傾向はとても強い。別にこれらの用語は自分を彩るアクセサリーじゃないなと思う。

え、私ですか・・・・。おかまです。\(^o^)/

資生堂インテグレートを男やおかまが使っちゃダメなんでしょうか

LGBTフレンドリー企業でも有名な資生堂さんだけど・・・

ちょっと厳しめの意見でゴメンナサイ・・・。
資生堂さんはLGBTフレンドリー企業さんとして有名だけど、その有名さは「LGBTフレンドリー企業として資生堂さんを見ている人にとって」であり、資生堂の商品を見たLGBT当事者にとっては、え、本当にフレンドリーなの?!と感じていることがあります。些細な点ですが少しお話させてください。

資生堂インテグレートのコピーが「いい女なろう♪」なのがすごくすごくがっかりなんですが・・・。

私はFTMトランスジェンダー(身体が女性、脳みそが男性)ですが、男性として生きず、女性の格好をして、女性として生活しています。化粧もします。

しかし自分自身、化粧には大変な思い出がありました。思春期を越え、自分の本来の性別(男)の方をはっきりと自覚し出したあたりから、自分の顔が男性にしか見えず、急に自分の顔に違和感や嫌悪感を感じるようになりました。さらにその自分が化粧をするのはおかしいし、無理に化粧をすることで本当の自分を傷つけて苦しんでいました。

しかし二十歳ごろになると顔立ちが女性の方に近づいてきて、自分の顔ってキレイなんだと思えるようになり、化粧をするのが好きになりました。

それまで化粧は「女の人だけがするもの」だと思っていたのが、「自分を綺麗にするためにするもの」だと思えるようになったのです。それまで苦しいものだった化粧が、自分を楽しませるものに変わった瞬間でした。

しかし脳みその性別が男性であるため、女性のすることでも出来ることと、出来ないことがあります。例えば、化粧をすることはできる。でも女性ものの下着を身につけることできないといった具合です。

そしてインテグレートのコピーの「いい女なろう♪」ですが、「女になること」これは女性ではない私にはできないことなのです。

こんなにいい商品なのに、どうして女の人だけに用意された商品なんだろうか

10年ほど前にインテグレートのラインナップを使っておりました。黒をベースにしたあんまりフェミニンじゃないかっこよさ、クールさが自分のイメージと合っていてとても好きでした。無意識に手に取って使っていましたし、フェミニンな化粧品が使えない私にとっては救世主でした。

でもう、「いい女」のコピーを書かれてしまったら、私はインテグレートを使うことができません。新しいインテグレートのスタイリッシュな赤は私好みですごく使いたいのに、どうして「女の人だけに用意された商品なんだろう」って思っています。

資生堂さんはLGBT関連のイベントで、自社の製品は誰にでも使える化粧品としてアピールしています。
時代も変わって、男らしさ、女らしさを世の中から押し付けられなくなってきました。でもそんな中でなんでわざわざ「女」というキーワードを使ったのかとても違和感を感じました。

日本の化粧品は、「女性」というコピーが多いので無意識に避けてしまう

また、私は化粧品のコピーなどで「女性らしい」とか「女性を輝かせる」と表記の書いてある化粧品はどうしても使うことができないのです。
女性ではないので、「商品の使用者に自分はいない」と感じて、無意識に避けていましたし、女性のために用意された化粧品を使うことで、女性の仲間入りをしてしまうことにはどうしても嫌悪感がありました。そうではない。キレイになりたいから化粧品を選んで使っているのです。

海外の化粧品は「キレイになりたいすべての人」に与えてくれるもの

社会人になったあたりから、日本の化粧品はほとんど使用しておらず、韓国や台湾の化粧品使っています。海外の化粧品は日本の化粧品に比べ、とてもハードルが低いと感じています。

このハードルの低さは何なのか。それは、「女性だけではなく、すべてのキレイになりたい人に対して化粧品が提供されている」ことです。それらを一言で言うとシンプルなのです。あ、この商品いい、買っちゃえみたいな感覚で買えるのです。

やっぱり日本は女性らしさ、男性らしさというのは土地に染み付いており、商品を作る上でも、無意識に「らしさ」があった方がいいと感じている人が多いのではないかなと思います。それが日本にしかないの良さでもあると感じています。でも、それだけだと世界に取り残されてしまうのではという心配があります。

ちなみに・・・

「ラブリーに生きろ♡」にはとても共感できます、これはべつにオカマの自分にもできます。しかし「女になろ♪」これができなくて申し訳ないのです。

以上、男(おかま)にもインテグレートを使わせて欲しい件でした。資生堂さんどうか宜しくお願いします。

 

追記

インテグレートリニューアルはちょっと前に話題になってたみたいですね。

やっぱり「いい女になろう」みたいなコピーをちょっと古くさい?と感じている人もいて、なぜわざわざ今の時代に?みたいな違和感を感じている女性も多いみたいですね。少しホッとしました。

次回のリニューアルに期待・・・・。