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トランスジェンダーの生き方を模索するブログ

LGBTERさんのインタビューを受けて

先日、LGBTERさんにインタビューを受けて、お話したことをいろいろ思い出しつつ書いてます。記事が公開されるのが楽しみです。😊

追記 9/17)公開されました!LGBTERでのインタビューが公開されました

こんな見た目でも一応FTMの仲間なんですが・・・・

自分は男性らしくないし、女性の格好が出来るからFTMじゃないのではないか。しかし、実際に男性として生活されているFTMの方にお会いしてから、自分もFTMなんだなと確信が持てるようになりました。

ただしFTMでも、「男性として生きる道を選ばなかったFTM」なんだなという認識です。もっと自分が若い頃に、「男性で生きて良い」という許しが与えられていたなら、きっとお会いしたFTMの方と同じような人生を歩んでいたかもなという感じです。同じ宿命で生まれた人間のパターンA、パターンBみたいな感じですね。

FTMで男性として生きるとなると、親と絶縁ってこともありえます。私はそれを選ばず、自分が我慢するという方を選びました。何が最善かは人それぞれだと思います。

赤いランドセルが嫌ではなかった理由

FTMトランスジェンダーの方は幼少期から性別に違和感を感じている人が多いですね。赤いランドセルが嫌がその典型的な例です。

しかし自分は赤いランドセル嫌ではありませんでしたし、自分の色が赤だと思っていましたし。数的には多くないですが、FTM(FTX)の方の中には、女の子のものが好きって方もいらっしゃいます。もともと赤や可愛いものが好き!な人や、「赤を女の子の色」って捉えていない人は、自分が赤いランドセルであってもそんなに嫌悪感を感じません。

ちなみに自分は恋愛対象も男性の方なので、なおさら嫌悪感は感じづらかったです。女の子の格好が好きなおとなしい男の子みたいな感じでしたね。小学3年生くらいまでは完全に女の子でした。

思春期が近づくと違和感が増してきてヤバイ(笑)

生まれて最初に与えられたものが「女の子」で、それを素直に受け止めていただけですね。しかし身体や心が成長し、自分で自分のことを決められる年齢になってくると、はっきりとした違和感に変わっていきます。

身体が女性の私ですが、思春期になると、脳は本来の性別の方(男)に寄っていきました。周りの同級生たちも、それぞれ男らしく、女らしく男女の差がハッキリと出てくる頃。自分は女の子になるはずなのに、なんかオカシイなーと感じていました。

中学2~3年の頃からでした。なんだか一気に自分の存在が不安定になった気がします。そのことを気にする暇もなく、高校受験というイベントの時期と重なってしまったため、この違和感をやり過ごすハメになりました。ここから長きに渡る苦悩の時期が始まります・・・。

性別の違和感が出るのが遅かったせいで、受験の時期と重なってしまった、というのは今から考えてもかなりキツかったですね・・・・。

それと一度、本来の性別の方(男)が目覚めてしまうと、もう女の子の方には戻れない・・・・・。これを感じた時はなんだかショックな気持ちになったような・・・・。ハイ。

男性でも女性でも関係なく評価されることで押し切れたのでなんとかなってしまった

私は昔から、自分は何かというと「みんなが評価してくれるものが自分だ」という認識でした。
自分が自分のことがよくわからないし、周りにも本当の自分を知る人はいない。けど、周りの人が「こいつは男か女か」は関係なく、評価してくれる人は評価してくれるというのは子供の頃からなんとなく感じていまして、それは昔も今も変わらないなと思います。

自分に出来る自分の得意なことを伸ばして生きていこう。それが、普通の世の中で、普通で生まれなかった人間の生きる道だとワタシは感じています。

なるべく普通の人と同じことしないように、埋没しないように気をつけています。だって普通の人には勝てないですからね。

今の自分はなんだろう

今の自分は赤いランドセルが嫌じゃなかった小学1~2年生くらいの時期に似ています。それが一番やりやすい自分であり、なりたい自分の姿かなと思います。

男っぽい格好をした時期や、女性っぽい格好した時期もありました。

男性の格好は、男性が恋愛対象の自分がするのはおかしいという気持ちがずっとありました。また女性の格好は「女性に間違われる」のが嫌で抵抗がありました。

女の子のような格好をした男(厳密には男ではないですね)。ひとまずそれが自分なんだろうなと思う。世間の型にもFTMの方にも当てはまらない。それでも「居ちゃいけない」なんてことは誰にも言えないと、自分の中で確信が持てるようになりました。

インタビューを受けて、その他考えたこと

その他インタビューを受けて考えたことや突っ込まれたことなどを改めて整理します。

どうしてFTMなのに恋愛対象が女性じゃないの?

それはワタシが男の方が好きだからです😊

自分が女の子だと思ってた時期に男の子が好きだったものですから、それが今もずっと続いているような感じです。やはり子供のときに経験したものというのは、その後の人生に大きく影響し、そう簡単に変えられるものでもないんだと思います。

ただ頭の方にはもともと女性が好きになるようにインプットされているんだなというのを自覚しているので、恋愛になり得る対象は男性と女性の両方のようです。なので基本的にはバイセクシャルという風にお話しています。

自分の身体に嫌悪感がなかったの?

FTMあるあるなのに、「思春期以降、自分の身体に嫌悪感なかった」って言ったら、えっ?感じになったのですが・・・・。これがなかったんですよね。

体型の変化は個人差があると思いますが、FTMの場合は、非当事者の「女性」のような体型にはならない場合が多いです。

思春期以降は、身体つきが男っぽくなりました。ほっそい男!みたいな感じで。嫌悪感どころか、むしろなりたい自分の姿に近づいたような感じです。今もほっそい自分に満足してます😊

FTMなのに髪の毛短くない

自分でもコレ、なんでだろう・・・と思いました。

私の場合、恋愛対象が男性というところが大きな理由になっていると思います。

思春期のころ性別の違和感がとても強かった頃は、自然と髪を短くしていました。なので髪の毛が短い自分が本来の姿に近いな、という認識はありますが、どうにも昔から「この姿を男性には見られたくない」という気持ちがあります。

ショートヘアは自分自身がそんなに好きではないのと、髪が長いほうがより自分に合っているようなのです。
髪が長いのは女性だけではない!世の中には髪の毛が長い女性も、男性もいます。自分は後者のつもりでやっています。

FTMではなくMTFの方によく間違われるんだが・・・・

紛らわしくて本当にスマソ、、、やっぱりFTMというとみんな男性の格好しているものだと思ってるから、みなさん結構「アレ、この人なんだっけ?」ってなる。女性の格好している男の方だけど何か・・・・・??

初めてお会いした方に「自分は子供の時は女の子ぽくて、思春期は男ぽくて、今はあんまり男ぽくなくなっちゃった」って話したら、一周して女の格好なんですね!と言ってくれた人がいらっしゃいました。本当に嬉しかったですし、まさにそれです。

本当は男性の方になりたいんじゃないの?

うーん、10年前だったらまだその線は濃かった。しかし30歳を目前に男性ホルモンが低下した今となっては、あんまり違和感がないというか、女性の方に慣れてしまったというか、もうどっちでもいいというか・・・・。

社会人になり5年間は女性として就業していたし、今から男性になるというのが現実的ではないし、そうなっている自分の姿が想像できないと言う感じです。または、そんなことに悩んで時間使ってるのが正直もったいないな、、というのが本音でしょうか。自分として生きられなかった15年を少しずつ取り戻したいな~~・・・って方が自分の中ではウエイトが大きいです。

あとは、見た目がこうなので、自分が本当は男性と言っても、みんな理解が追いつかないと思いますし。だったら、女性のままやり通してしまった方が何事もなくて平和だな😊と思います。

私にとっては、自分が男性か女性かのところに自分のアイデンティティが揺らぐような要因がないのです。もっと別のところにあるような気がします。例えば、自分の作ったものにアイデンティティがあるとか、「自己」とはちょっと離れたところにアイデンティティがある、そんな感じですね。

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