性自認が揺れる理由は人間の脳みその仕様かもしれない

性別不合のこと
スポンサーリンク
スポンサーリンク

当事者の方向けの記事です。先日facebookでダーッと書き出したことを再構成してこちらのブログに載せています。自分の身に起きた不思議現象をありのままにお話します。文章が荒いところはご容赦ください。

人間の脳みそは男性の部分、女性の部分両方入っているらしい

性分化疾患や、性別不合などで脳の性別と身体の性別が一致しない場合、男性になったり、女性になったり、を繰り返すことがあるらしい・・・?

私は自分の中に、性格や考えが全く異なる「男性と女性」がいるような気は前々からしていたけどもあんまり深くは考えていなかった。
しかし今思い返せば、この自分の中の「男性と女性」どうも互いに混じり合うことがなく、別個の人間として存在しているようだった。

どうしてこうなのか、って調べてみたところ、人間の脳みその仕組み上そうなっているらしい。考え方や精神の問題じゃないよ?

人生の半分を女性、もう半分を男性で生きた私

自分が女性だという自認で生きたのは生まれてから14歳くらいまで。
今の自分が男性だという自認で生きたのは15歳から現在まで。
ただ、大学を卒業し就職して5年間は一時的に女性のときの自分に戻っていた。

男性の自認の自分は、女性の自認のときのことを思い出せない

今は、女性の自分の写真を見ても、まず「何なのか」が分からない。そんなことがあったらしい・・・としか思えない。また女性の姿の自分が自分だという認識がとても薄い。
どうやら脳みその仕様上なのか、女性の方の記憶に入っている記憶を男性の自分が取り出すことはできないようだ。
よく「男性と女性で考え方が違う」とか「男性は女性のの考え方が分からない」って言われる理由はそれかもしれん。男性と女性で脳みその使っているエリアが違うようだ。

過去にfacebookで知り合った人は、ほとんど覚えているつもりだけども、本当に誰だか分からない人もいる・・・。「忘れている」じゃなくて「分からない」の方なんだよね。それ考えると怖い。しかし、知らない間にお知り合いできてよかったのでは・・・?と思う。

こんなことが普通にあってしまっていいのだろうか、と思うけども私は普通に働いているし友だちもいる。もとの男性の方の自分に戻れたので、記憶もちゃんとできるようになった。なによりよかったのは、男性・女性の二人の自分に振り回されることがなくなり自分の考えに一貫性が持てるようになったことだ。

 性自認が揺れる場合、どういう心持ちをしたらよい?

性分化疾患で男性ぽくなったり、女性ぽくなったりを繰り返した経験のある人で新井祥という人がいる。ご自身や身の回り起きたことをまとめたエッセイ漫画を出されているので、ぜひ参考にしてみてはどうだろうか。

性別が、ない! (1) (ぶんか社コミックス)

性別不合のこと
スポンサーリンク
スポンサーリンク
管理人をフォローする
ぼくとまりあの生活日誌

コメント

タイトルとURLをコピーしました